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部下へのコーチングが、あなたの出世につながる理由【永久保存版】

コーチングについて ニセモノの見分け方 本来のコーチング

  • はやく部下に成長して欲しい……
  • チームメンバーさえ成長してくれたら……
  • どれだけ時間をかければ、部下が成長するのか……
  • 部下さえ成長すれば、目標達成するのに……

とにかく、はやく部下に成長して欲しい。

そしてコーチングに興味を持ちはじめた。

けれども、なかなか納得できる情報が見つからなくてモヤモヤしている。

そんなあなたに向けて、この記事を書いています。

どうか安心してください。

こちらでは、経営者として部下を育成しながら、プロコーチとして活動する筆者が解説をしています。

いかに、チームメンバーや部下を育てることが大変か、身にしみて体験しています。

だからこそ、「コーチングにできること」を分かりやすく解説することができます。

また、コーチング以外で対応するべきことなどについて詳しく解説します。

ぜひ読み進めてみてくださいね。

なお、この記事を最後まで読んで頂くことで手に入れられる情報は以下のとおりです。

いかがでしょうか?

どこを探しても出てこない、生の情報を交えて話していますので、ぜひ最後まで読みすすめてください。

Youtube公式チャンネルをぜひ御覧ください

部下へのコーチングが、あなたの出世につながる理由【永久保存版】

美しい樹木とライトアップ

部下へのコーチングが、あなたの出世につながります。

その理由はシンプルです。

コーチングが成功すれば、部下やチームメンバーの業務レベルが一気に上がるからです。

詳しく解説します。

部下へのコーチングが、利益率756倍を実現した事例

夕方の美しい道路

部下へのコーチングが成功し、利益率700倍超を実現した事例をご存知でしょうか?

実は、アメリカではすでに利益が700倍以上に伸ばすことができたという事例が残されています。

あなたは「フォーチュン500」という言葉を聞いたことがありますか?

フォーチュン500とは、アメリカにおけるトップ企業のランキングです。

日本で言うところの、東証一部上場企業や経団連企業と考えていただいて大丈夫です。

元祖コーチのルー・タイスが、フォーチュン500のトップ企業に向けてコーチングを行いました。

そして、ルー・タイスの設立した教育機関や、ハーバード大学のリサーチにより、とある結果が確認できました。

その結果はこちらです。

コーチングを導入した企業は、それ以外の企業に比べて5年間で利益に700倍以上の差が出た

詳細は、こちらをご覧ください。

こうした「コーアシブ」なカルチャーの組織と、「コレクティブエフィカシー」を重視する組織とでは、5年間で売上に2倍、利益ではなんと756倍の差があったという調査結果が報告されています。

出自:コーポレートコーチング(上)P28 開拓社 苫米地英人

いかがでしょうか?

利益に756倍の差が出るなんて、とてつもない成果だと思いませんか?

正直なところ、私も疑いました。

私自身も経営者として、複数の企業の財務を見ている立場ですから、興味を持ちました。

そして、実際にデータを探しました。

いい悪いではなく、現時点では具体的なデータは見つかっていません。

そのため、どこまで信用できるのだろうか?と、本音では思いました。

もちろん、コーチングを広める活動の一環として本が出版されているので、ほんの少しは脚色などがあるのかもしれません。

しかし、世界最高峰の学位(Ph.D.)を持つ著者(苫米地英人博士)が、嘘の情報を流すことは考えづらいです。

そのため、この利益756倍というデータは信憑性があると思います。

また、こちらの情報をご覧ください。

世界60カ国、21言語で、延べ3300万人がルー・タイスのプログラムを受講

NASA、米国国防総省(陸軍、空軍、海軍、海兵隊)を始めとした連邦政府諸期間が公式に採用

米国各州政府、全米の警察、刑務所、小学校や中学校、主な大学等が教育プログラムに公式採用

北京オリンピックで8この金メダルを獲得したマイケル・フェルプスを指導

タイガー・ウッズが父から学んでた

フォーチュン500社の62%が採用(米国のフォーチュン誌が年1回発行する全米上位500社リスト。企業の総収入に基づきランキングされる)

出自:アファメーションP8 フォレスト出版 ルー・タイス著、苫米地英人監修

いかがでしょうか?

元祖コーチのルー・タイスによる実績の一部です。

こちらに関連記事を載せておきますので、ぜひ参考にされてください。

コーチングを生み出したルー・タイスの歴史を徹底解説【もう迷わない】

プロがおすすめするコーチングと、偽物の見分け方を徹底解説【簡単】

NASAや米国国防総省にも公式採用されているって、とてつもない実績だと思いませんか?

たしかに1970年から1990年代にかけての成果なので、少し古いデータであることは事実です。

しかし、まぎれもない実績であることも事実です。

これならば、コーチングを導入した企業が利益756倍などの大きな成果を出したことも納得できるのではないでしょうか?

本来のコーチングを導入することで、組織が大きな成果が手に入ると断言します。

つまり、部下が成長して、あなたの出世につながるのです。

ただし、ここから重要なことをお話しますので、注意深く読んでください。

部下にコーチングをするときのポイントを徹底解説します

長く続く通路

部下にコーチングをするときには、忘れてはならないポイントがあります。

大切なことは、とてもシンプルです。

ハッキリいいますね。

企業経営者のトップが導入すると決めること

これが最も重要です。

それはそうだと思いませんか?

企業経営者である代表が導入を決めることで、組織全体の活性化につながるからです。

詳しく説明しますね。

部下のためにも、コーチングは経営者とトップが導入すると決めることが重要

美しい御堂筋の写真

企業のトップがより良い会社経営のために、コーチングを活用することが最重要です。

トップがコーチングを理解することで、あらゆる課題を回避したり、乗り越えることができるようになります。

それはそうだと思いませんか?

企業の社長や経営陣などのトップが決めるからこそ、会社全体に導入することが可能です。

もし、横やりが入ったとしても、社長の判断ですすめることが可能です。

場合によっては、今進めているプロジェクトを止めてでも、コーチングを導入することが可能です。

ということは、成果が出るまでコーチングを続けることになります。

これほど心強いことは、他にはありません。

もし人事部や採用部門などが、コーチングを研修の1つとして導入するとどうなるでしょうか?

ハッキリいいます。

ただのお勉強会や、一時的なトレーニングに終わってしまう可能性が高いです。

理由はシンプルです。

多くの場合、人事チームの担当者は、経営に関する十分な情報を持っていないからです。

人事チームの役割とは、基本的に採用や労務がメインのはずです。

そして、人事チームの目標の多くは、このようなイメージではないでしょうか?

  • 今年の採用目標は〇〇人である
  • コンサルに依頼した従業員満足度のスコアを〇〇%アップさせる
  • 離職率を〇〇%に減らす
  • 従業員の残業時間を〇〇%減らす

いかがでしょうか?

聞いたことのある目標があると思いませんか?

そしてハッキリ言えることがあります。

人事チームが見ている目標や数値は、企業経営における一部である

もし、あなたが経営者の場合、何を重視するべきでしょうか?

いろいろな側面があると思います。

  • 売上のこと
  • 採用のこと
  • 法務のこと
  • 労務のこと
  • 営業のこと
  • 企画のこと
  • マーケティングのこと
  • 事務総務のこと
  • 接客チームのこと
  • 店舗やチーム開発のこと
  • 新しい事業のこと
  • これからのトレンドについて

正直なところ、会社のトップはすべての部署やチームのことを考え続ける必要があります。

そして、会社経営において最重要な情報の1つに決算があります。

つまり、どんな営業活動をして、どれだけの利益が残ったか。

そして、その利益をどこに再分配をするか。

その結果として、会社の経営理念の実現に近づいているかどうか。

一言でいうと、理念の実現です。

これはコーチングの世界でいうと、「ゴールの実現」と言ってもいいでしょう。

いい悪いではなく、多くの企業ではゴールが設定されていないことが多いです。

もし仮にゴールが設定されていて、人事チームにもパーフェクトに情報共有されているならば、問題ないと思います。

しかし、部下の成長が遅れていたり、予定通りではない。

だからこそ、困っていて、このとよブログを見ているのですよね?

つまり、会社経営において重要な経営理念(ゴール)が、全体に共有されていないのではないでしょうか?

ということは、もし人事チームなど、現場メンバーの1人だけでコーチングを導入しようとする場合、失敗してしまう可能性が高いです。

その理由は、ここまでお伝えしてきたとおりです。

それは、企業にゴールが存在していない可能性があるからです。

または、ゴールを設定していたとしても、全体に浸透していないからです。

いかがでしょうか?

だからこそ、部下にコーチングを導入する場合は、社長やトップ自身が決める必要があるのです。

部下にコーチングをするなら、プロに頼むべき理由

御堂筋の素敵なモニュメント

部下にコーチングをするなら、プロに頼むべき理由を説明します。

その理由は単純です。

上司と部下の関係でコーチングを実施すると、うまく行かない可能性が高いからです。

あなたが部下にコーチングをしたいと考えているのは、成果を出したいからですよね?

もし成果が出ないならば、コーチングを導入する必要はありませんよね?

だからこそ、成果を出すためのコーチング導入方法について知識を持っておく必要があります。

詳しく説明します。

部下へのコーチングは、上司がやると失敗する明確な理由

道頓堀の美しい写真

部下へのコーチングは、上司がやると失敗すると断言します。

理由は単純です。

コーチング契約が成り立っていないからです。

本来のコーチングでは、厳密な契約をしてセッションを進めます。

細かく説明します。

本来のコーチングでは、コーチとクライアントの双方が合意した上でコーチングを行います。

セッションをするにあたって、機密保持などの契約書を締結するんですね。

一言でいうと「コーチングのときに話す内容は、誰にもいいませんよ」という約束です。

また、契約にあたって大切なポイントがあります。

こちらをご覧ください。

コーチの利益は0%であり、クライアントの利益が100%であること

いかがでしょうか?

ひょっとすると分かりづらいかもしれませんので、細かく説明しますね。

本来のコーチングでは、クライアントのためだけに行います。

つまり、コーチの利益があってはいけないんですね。

もし、コーチに利益があったとしたら、クライアントである部下はどのような気持ちになると思いますか?

ハッキリ言います。

信用できないので、どこまで話していいかわからない……

このような状態になることは間違いありません。

コーチングを受ける側の部下の気持ちを言葉にすると、たとえばこのようなイメージでしょうか?

応援してるって言ってくれているけど、私のためなのかな?

上司が求めてるのは、チームの成果ですよね?

私が何を言っても、チームの利益のために動かされている気がする……

私の個人的な悩みは、仕事の関係だから言えそうにないな……

もし私が、「会社が合わないから転職したい」って言ったら怒るだろうな……

「もっと新しいキャリアを積みたいから部署を変えて欲しい」って言いづらい……

いろいろ優しい言葉をかけてくれているけれど、目が笑ってない気がする……

はい。

いかがでしょうか?

コーチングを受けている部下の方の気持ちが、なんとなく伝わってきませんか?

一言でいいますね。

どこまで話していいかわからないから不安を感じているのです。

それはそうです。

機密保持の契約が無いから。

また、職場の上司にコーチングを受けているから、今の仕事以外のことが話しづらいから。

仕事以外のことや、自分の人生については相談しづらい状況だからです。

では、次はコーチングをしている上司の気持ちを言葉に表してみましょうか。

おおよそ、こんなイメージだと思いませんか?

今月の目標を達成したいから、なんとかして部下のマインドを変えたい……

チームのために、個人的な感情とかは出さないで欲しい……

この部下さえレベルアップすれば、チームがもっといい方向に進むのに……

いろいろ悩んでいるみたいだけれど、指示通りに仕事すれば成果が出るのに……

仕事以外の質問が来たけど、関係がないから仕事の話に戻そう……

なんとかして会社の方針を理解してもらわないと、こっちが困る……

離職されるとダメージになるから、なんとかしてモチベーションを上げさせたい……

いかがでしょうか?

おそらく、図星だと思います。

それはそうです。

会社に所属して、チームの目標を追いかけることが上司の役割だからです。

会社の方向性や、数字をもとにフィードバックすることに、何の問題もありません。

むしろ、成果を出すためには、的確でシビアな指示を出すべきです。

そのほうが、求めている成果に繋がる可能性が高いです。

しかし、これはコーチングではありません。

ここから重要な話をしますので、続きを読み進めてくださいね。

部下のコーチングは、上司の利益につながってしまう

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部下のコーチングは、上司の利益につながってしまうものです。

それはそうです。

本来のコーチングをうまく導入することで、部下やメンバーの悩みがなくなって、仕事に集中すると成果が出ます。

成果が出ると、チームや部署の目標達成に近づきます。

その結果、上司は必ず評価されます。

場合によっては出世して、年俸条件がアップしたり、栄転することもあるでしょう。

つまり、部下の利益ではなく、上司の利益のためにコーチングを実践しているということです。

これは、本来のコーチングとは異なります。

むしろ、本来のコーチングからかけ離れた状態といえます。

コーチングの本来の姿を思い出してみてください。

もう一度説明しますね。

コーチの利益は0%であり、クライアントの利益が100%であること

いかがでしょうか?

上司が部下にコーチングをするとき、クライアントである部下の利益が100%と言い切れますか?

今回のケースで言うと、ありえないと思います。

つまり、コーチングが成立しないということです。

だからこそ、部下にコーチングを行うときは、上司ではなく、プロのコーチに依頼するべきなのです。

もちろん、上司がプロコーチとしての認定資格を持っているケースもありえるでしょう。

その場合、的確な知識を持って、プロフェッショナルとして部下にコーチングができると思います。

しかし、そのケースはまれです。

また、コーチング契約が成立していない場合、上司がプロでもコーチングは成立しません。

だからこそ、外部のプロコーチに依頼することが、成果を出すためのポイントになります。

会社でのコーチングは、社長やトップがクライアントになる

apple心斎橋の素敵な写真

会社でのコーチングは、社長やトップがクライアントになります。

それはそうです。

会社のトップが、社内にコーチングを導入する場合、会社として契約をします。

つまり、契約当事者(契約に関わる人で、甲と乙を指します)は、会社の代表取締役と、プロコーチだけだからです。

詳しく説明します。

部下にコーチングをしたいということは、部署やチーム、会社の成績を伸ばしたいということですよね?

ということは、最終的な意思決定は会社のトップが決めるものになります。

それはそうですよね?

会社の経営方針や経営計画を決めるのはトップであり、経営陣だからです。

言い換えると、プロコーチにコーチングの依頼をしているのは、あなたの所属している会社です。

つまり、コーチングを受けたいと思っているのは会社という法人なんですね。

ということは、今回のケースで言うと、コーチングのクライアントは「会社の代表取締役」になります。

ハッキリ言いますね。

部下は、クライアントではないのです。

もちろん、クライアントとなる会社の一員であることは事実です。

しかし、コーチング契約書には、部下の名前や上司の名前は載っていないんですね。

だから、上司や部下の個人的な悩みよりも、会社としての成果が上がる選択肢を優先するのが普通です。

たとえば、このようなイメージでしょうか?

メンバーの悩みはわかるけれど、会社の理念に反している……

この部下の希望よりも、チーム全体の事を考えたほうがよい……

チームの言い分はわかるけれど、会社としては予算配分をする方向で考えている……

メンバーも大切だけれど、会社の経営計画と理念のほうが重要である

もし離職が出たら、メンバーの配置を変えてでもプロジェクトを遂行しよう……

いかがでしょうか?

まるでドラマのワンシーンみたいな表現かもしれませんが、これが経営陣が常に考えていることです。

もちろん、従業員を含めた全員の利益や、ハッピーを求めていることは事実です。

しかし、場合によっては、組織の構成を変えてでも、成し遂げるべき理念があるものです。

だから、部下の利益100%につながることはありえないのです。

こういった、専門的な知識を持ってコーチングができるのはプロだけです。

しかも、コーチング認定資格を持っているだけでは足りません。

実際に企業経営や組織開発における豊富な知識を持ち、実践を積んでいるコーチだけです。

つまり、チームの上司が会社に対してコーチングをするよりも、プロに任せるべきです。

会社メンバーの一員であるあなたが、会社全体の利益や経営方針についてすべての責任を持つのは、荷が重すぎると思います。

だからこそ、企業のトップが、プロのコーチに依頼をするほうが得策であると言えます。

もちろん、コーチングを受けたことをキッカケに、企業のメンバーがコーチングの知識を身に着けることが理想です。

また、契約を守るという大前提で、コーチングから得られた知識やスキルを応用して、日々の仕事に取り組むというのが理想だと言えます。

目指している成果を手に入れるためにも、最初からプロのコーチに相談をすることがベストと断言します。

なお、こちらが会社に向けたコーチング(コーポレートコーチング)に関連する書籍です。

ぜひ目を通してみてください。

苫米地英人「コーポレートコーチング(上)利益を756倍にした驚くべき組織改革術」

苫米地英人「コーポレートコーチング(下)利益を756倍にした驚くべきリーダー論」

さいごに

美しい応接室

いかがでしたでしょうか?

部下へのコーチングが、あなたの出世につながる理由について、お分かりいただけましたでしょうか?

なお、とよブログを監修している苫米地式コーチング認定コーチに聞きたいことはありますか?

もし1つでも気になることがあれば、こちらのとよブログ問い合わせ窓口から、問い合わせてみてください。

Youtube公式チャンネルをぜひ御覧ください

念のため、今回の記事のおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

あなたとお会いできる日を、心から楽しみにしています。