コーチングを生み出したルー・タイスの歴史を徹底解説【永久保存版】
- 「コーチングの元祖がルー・タイスって聞いたけれど誰なの…?」
- 「コーチングには、本来のコーチングがあるとかないとか。これって本当なの?」
- 「結局、ルー・タイスとコーチングの関係って一体なになの…?」
- 「ルー・タイスはコーチングとどんな関係があるのか詳しく教えてほしい…」
コーチングに興味が湧いてきた。
でも、ルー・タイスという人物とどういう関係があるのかよくわからなくてモヤモヤしている。
そんなあなた向けてこの記事を書いています。
どうか安心して下さい。
こちらでは、ルー・タイスとコーチングの関係性や、背景について詳しく解説をしています。
先に結論をお伝えします。
「ルー・タイスはコーチングの生みの親」と思っていただいて大丈夫です。
1970年代にコーチングを生み出して活動し、世界中で活躍したのがルー・タイスです。
なお、この記事を最後まで読んで頂くことで手に入れられる情報は以下のとおりです。
せっかくのタイミングなので、ぜひ最後まで読みすすめてください。
【有料級】世界一わかりやすいコーチング理論解説
コーチングを生み出したルー・タイスの歴史を徹底解説

コーチングを生み出したルー・タイスの歴史を徹底解説します。
この記事を書いている理由はシンプルです。
ルー・タイスの存在や歴史を知ることで、あなたがコーチングについて正確な情報を身につけられるからです。
そして、正確にコーチングを知ることで、余計な情報に惑わされることがなくなります。
その結果、あなたの大切な時間を守ることができます。
せっかくですので、本来のコーチングを知り、、最短で目指している目標(ゴール)を達成しませんか?
詳しく解説します。
ルー・タイスがコーチングを始めたキッカケ

ルー・タイスがコーチングを始めたキッカケを知っていますか?
もともとルー・タイスは、スポーツ選手向けのメンタル強化や指導をしていたんですね。
1970年代のアメリカで、ルー・タイスはもともと教師として仕事をしながら、フットボールのコーチをしていました。
そして、ルー・タイスが指導をしたスポーツ選手が成果を出していることをキッカケとして、アマチュアだけでなくプロのスポーツ選手からも依頼を受けることに。
ルー・タイスのコーチングプログラムに影響を受けた有名選手が数多くおられます。
ほんの一例を挙げると以下のようなイメージです。
- 北京オリンピックで8つの金メダル獲得をしたオリンピック選手のマイケルフェルプス
- 世界的なプロゴルファーであるタイガー・ウッズ
また、ルー・タイスのコーチングプログラムは、スポーツ業界だけにとどまりません。
以下のような、国家機関にも広がることになりました。
- NASA
- 米国国防総省
- 米国TOP企業であるフォーチュン500の半数以上
- 米国各州政府
- 全米の警察、刑務所、小学校や中学校、主な大学
今となっては、全世界60カ国で3300万人以上の受講生が生まれたルー・タイスのコーチング理論。
日本でも2010年代より展開され、多くのコーチや、コーチングスクールが生まれました。
しかし、スタートしたての頃は、決して誇れることはできない状態であったとルー・タイス自身は語っています。
ここから、大切なことを説明します。
ルー・タイスがコーチングの考え方を取り入れた瞬間について

ルー・タイスがコーチングの考え方を取り入れた瞬間を知っていますか?
それは、1965年(頃)です。ルー・タイスがまだ高校のフットボールコーチだった頃のことです。
彼はもともと、ワシントン大学で博士号をとり、高校教師として就職をしました。
ルー・タイスにとって、学校の先生や教育という仕事は、ずっと昔からやりたかったことのはずでした。
しかし、成績の悪い生徒たちや、言うことを聞かない部活員などを見ては、感情的になっていたんですね。
考え方を変える前だったので、できの悪い子供たちを見るたびに、こんな言葉をこぼしていました。
- あんな最低の子供たちを当てにしなければならないなんて
- もう私の手には負えない。なぜこんなことになったんだ
しかし、大きく考え方や行動を変える体験が訪れることになります。
こちらを読んでみて下さい。
自分が生きる姿勢を変えた瞬間のことは、よく覚えています。
それは、私の人生を永遠に変えた瞬間でもありました。
スタジアムに来るまで向かっていたときのことです。
赤信号で止まると、すぐ横に酒場(タバーン)がありました。
もう三十年も前の出来事ですが、今でも鮮明に記憶に残っています。・・・
「試合なんて行かなくていい。ここで車を停めて、あの店に飲みに行けばいいじゃないか。試合になんて行くな。行く必要なんてないんだ」
しかし、私の中で別の声が言います。
「『行かなくていい』って、どういう意味だ?」
「『行くな』って、どういう意味だ?」「お前は九歳のときからコーチになりたがっていたじゃないか。」
「『行く必要はない』じゃなくて、『行きたい』だろう?」
「誰かにこの仕事を取り上げられそうになったら、必死でそれを守るだろう?」
「だから黙って進め。おまえは行くことを選んだ。行きたいと思っているんだよ」
これは本当のことですが、私はその日以来、大きな重圧を感じることはなくなりました
出自 SMART TALK 1995 Chapter3 The Wanto to VS have To Attitude Kindle edition
これこそが、まさにルー・タイス自身が未来に向けて、本当にやりたいこと(want to)で考え始めた出来事です。。
本当は昔からやりたかったコーチという仕事。
けれど、いろいろな課題が見つかり、いつも言い訳を探している自分。
思っていたよりも大変で、トラブルばかりが目に入る毎日。
すぐにお酒でも飲んで、休日を楽しみたくなる時間。
もしかすると、あなたの境遇にも似ているところがあるかもしれません。
しかし、一切気にしなくて大丈夫です。
世界的な教育者であるルー・タイス自身も、最初はこのような状態だったのですから。
そしてルー・タイスは、コーチング理論を広めるために書き記したアファメーション(原題Smart Talk)の序文で書き記しています。
私達のスタート地点を知れば、皆さんは私達よりもずっとマシな場所からスタートできるとわかるでしょう。
私がこれまでの人生でしでかした愚かな失敗から、
どのように立ち直り、どのように今の生活を手に入れたかを知れば、
思わず笑いが込み上げ、自身を持って前進することができるでしょう。
いかがでしょうか?
まだ、ここから大切なことを解説します。
ぜひ読み進めてみて下さい。
コーチングとはルータイスによる能力開発の理論です

コーチングとはいったい何なのでしょうか?
中身はとてもシンプルです。
ハッキリいいます。
ルー・タイスによる能力開発の技術こそが、本来のコーチングです。
能力開発とは、あなたが本来持っている能力を引き出すものです。
そして、設定した目標に向けてフル活用するための技術であると考えて大丈夫です。
ちなみに、大切なポイントがいくつかあります。
それは、世界中の科学者によって体系化されていることから、どんな状況の人であっても取り入れることができるということです。
それはそうだと思いませんか?
もし、よくある成功体験や自己啓発という内容であれば、ただの体験談でしかありません。
ただの体験談ということは、あなたにも当てはまるという理由にはなりえません。
その自己啓発の本の著者だからこそできた内容かもしれません。
実際に、本屋さんには多くの自己啓発プログラムに関する書籍が並んでいます。
昔から売れているもので、中には何十万部も売れているベストセラーもあります。
見た目が立派で、世界中の人から口コミが寄せられているものもあります。
もちろん、実際に効果が体感できた方もいるはずですし、それは否定しません。
しかし、ほとんどの場合、単なる体験談だったり、他の書籍の焼きましのように映ることも少なくないと捉えています。
(良い悪いではなく、読み物としては面白いと思います。)
つまり大切なことは、今のあなたにとって役に立つかどうかなんですね。
もう一度ハッキリと言います。
誰かの体験談ではなく、科学的に体系化されており、あらゆる状況に当てはまる「理論」であることが大切です。
体系化された理論であれば、年齢や性別、職種や状況を問わずに応用することが可能です。
それはそうです。本を読んだり、自己啓発プログラムを探している人にとって、状況はそれぞれ違うはずです。
悩んでいる内容に共通点はあるかもしれませんが、まったく同じ状況や境遇にいるということはありえないと思います。
- 人間関係の悩み。
- 仕事で困っていること。
- プライベートで悩んでいること。
- これから、どうしてもやってみたいこと。
一人として同じものがあるはずがないと思いませんか?
だからこそ、あらゆる状況に応用ができる「理論」であることが重要なんですね。
ルー・タイスのコーチング理論は科学者によって体系化されている

ルー・タイスのコーチング理論は科学者によって体系化されていることを知っていますか?
つまり、ルー・タイス自身の個人的な体験談ではなく、あらゆる方面に応用が可能な理論であるということです。
実際にルー・タイスのコーチング理論やプログラムの開発や監修に関わった方の名前をご紹介しましょう。
- 米国心理学会最高権威 アルバート・バンデューラPh.D.
- 米国心理学者 レオン・フェスティンガー
- 米国心理学会前会長 マーティン・セリグマンPh.D.
- モントリオール神経学研究所創立者 ワイルダー・ペンフィールドPh.D.
- サンフランシスコ州立大学心理学部教授 デイビッド・マツモト
- オーストリアの精神科医、「夜と霧」の著者 ビクター・フランクルPh.D.
- 「教育の品質管理」の専門家 グレン・テリルPh.D.
- カナダ心理学会元会長 ゲーリー・レイサムPh.D.
- 視知覚心理学者、プリストル大学神経心理学名誉教授 リチャード・グレゴリーPh.D.
- 機能脳科学者 カーネギーメロン大学フェロー 苫米地英人Ph.D.
ちなみに、「Ph.D.」とは、Doctor of philosophy の略称で、学業を修める上での最高学位です。
なじみのある言葉では、「博士」と言い換えられます。
ただ、日本における博士号よりも、さらに上のレベルにあるようなイメージととらえてください。
つまり、世界中の最高学位を持った科学者たちが、コーチング理論を認めているということです。
また、認めているだけでなく、ルー・タイスのコーチング理論を監修し、開発にかかわっています。
本屋さんに足を運んだときに、ここまでの科学者たちが集まって監修したプログラムを見たことはありますか?
現時点では、筆者はまだお目にかかったことがありません。
だからといって、他の書籍やプログラムが悪いというわけではないです。
良い悪いではなく、ルー・タイスによるコーチングプログラムは、世界中の科学者が監修し、開発したものであるということです。
そのため、本来のコーチングプログラムは科学に裏付けられた理論といえます。
理論なので、あらゆる状況にあてはめたり、応用することが可能です。
つまり、年齢や性別、言葉、国、職業がどんなものであったとしても、役に立つといえます。
こちらに、自己啓発とコーチングについて解説した関連記事を載せております。
ぜひ参考にされてください。
ルー・タイスのコーチング理論を学べば100%成功するのか?

ちなみに、ここでフォローをしておきますね。
コーチング理論を学べば、100%成功するか?と聞かれると、筆者はNOと応えます。
それはそうですよね?
世の中に100%絶対ということはありえません。
また、成功や成果というものは、人によって変わります。
そして、理論というのは知識でしかありません。
知識を手に入れることはスタート地点であり、通過点ともいえます。
つまり、手に入れた知識を使って、目標に向かって行動するからこそ成果が生まれます。
また、その成果にも程度があります。
例えばこのようなイメージでしょうか。?
- 営業の成績が昨対比で30%伸びたから、人事評価がUPした
- 資格試験の模試を受けたら、前よりも成績が伸びてB判定が出た
- 前に比べて、朝起きて仕事を始めるのが楽になった…
- 苦手だった人との会話が楽になった…
- できないと思っていた分野の仕事が、前よりもうまく進むようになった…
- らちがあかないと思っていたトラブルが、ひょんなことから解決することになった…
- 好きな趣味が見つかった…考えるだけでうれしくてたまらない気持ちになる…
- ずっと願っていた業界で仕事ができるようになった…
いかがでしょうか?
人それぞれ、目指している姿や目標が変わるので、手に入れたい成果も違うことがお分かりいただけましたか?
しかも、同じ人であっても1ヶ月後や3ヶ月後、1年後には、状況が変わっているはずです。
それはそうだと思いませんか?
つまり、状況によって目指している目標や夢は変わり続けるということです。
そして、目標などは、状況によってコロコロ変える(更新する)ものです。
なお、こちらにコーチングを実際に受けてみた筆者の体験談の記事を載せておきました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーチングとルー・タイスについて押さえるべき本来の情報について

コーチングとルー・タイスについて押さえるべき本来の情報について紹介しましょうか。
本来のコーチングについて正確な情報を持つことで、情報に惑わされなくなりますよ。
ハッキリ言います。
騙されたりすることなく、あなたの大切な時間を自分のために使えるようになります。
詳しくお伝えします。
ルータイスに触れていないコーチングの情報が多いので注意するべき

ルータイスに触れていないコーチングの情報が多いので注意したほうがいいです。
良い悪いではなく、世の中には多くのコーチングに関する情報があふれているんですね。
初心者の方だと、ほぼ100%の確率で迷うことになると思いますよ。
それはそうです。
理由はシンプルで、すべての情報がなんとなくちゃんとしてそうだからです。
もちろん、ひと目見て「あやしいな」と思う情報もあるでしょう。
また、「世界〇〇コーチング協会認定」のような資格を持っている方もいます。
そして、有名大学や有名企業出身の方で、信頼できそうな方も多くおられます。
しかし、大切なのは、彼らがすごそうかどうかではないですよ。
あなたにとって重要なのは、自分の人生を変えるために役に立つかどうかのはずですよね?
話を戻しましょうか。
きっとあなたが目にするのはこのような情報ではないですか?
- 国際〇〇コーチング協会が認定しいるので、世界で活躍するコーチが…
- 心理学に基づいた〇〇式だからこそ、あなたの成果をサポートします…
- ビジネスパーソン向けのコーチング活用法をお教えします…
- 私のコーチングを受けると人生が変わる理由…
- もともと鬱だった私でもコーチングを受けてから…
- コーチング業界で独立し、自由な人生を楽しんでいる私が…
きっと、多くの方がこのように情報発信をしていると思います。
そして、おそらくこんな印象を抱きませんでしたか?
- なんかコーチングってうさんくさい…
- コーチングさえやれば何でもうまくいくみたいな表現が気持ち悪い…
- 自称コーチって言っているけど、本当にすごいのかな…
- 色々いってるけれど、私の悩みを解決してくれるのかだけハッキリしてほしい…
- なんかすごそうな資格とか経歴だけれど、どれくらい信用できるんだろう…
はい、こう感じるあなたの考え方はまともだと思いますよ。
それはそうです。
彼らの主張のほとんどに根拠がないからです。
そしてあったとしてもほとんどが個人的な体験談だったりですよね。
これは良い悪いではなく、彼らの情報発信のやり方にも問題があると思います。
「コーチング」という言葉を使って、看板をかかげる事によって、集客をしようとしているのです。
これはビジネスとしての広告宣伝ですから、悪いことではありません。
しかし、根拠や、科学的に裏付けされた理論を説明していないことが問題なのです。
ルー・タイスが作り上げたコーチングを簡単に説明します

ルー・タイスが作り上げたコーチングを簡単に説明しますね。
一言でいいます。
「ゴールを設定してエフィカシーを上げること」だけです。
コーチングの役割に関していうと、これ以外の意味はありえません。
資格があるとか、国際的かどうかは問題ではありません。
あなたのゴール達成において、エフィカシーを上げてくれる存在かどうかだけが重要です。
エフィカシーという専門用語を簡単に説明すると、「私ならできる!という確信度合いのこと」です。
誤解を恐れずにもっと簡単な言葉でいうと、「勇気」という一言で言い換えることもできるかもしれません。
別の言葉で表現するとこのような状態でしょうか。
ずっと気になっていたことがある。もしできたらいいな。
でも、きっと誰かにバカにされたりするかもしれない。
君にはできないと思うよと、優しく言われるかもしれない。
現実を見たほうが良いとと言われるかもしれない。
家族も友人もみんな反対するかもしれない。
リスクが大きすぎるかもしれない。
今からでは遅すぎるのかもしれない。
でもどうしてもやってみたい。
どんな課題が出たとしても、乗り越えてでもやりたいことがある。
自分の生き方を変えてでも挑戦してみたいことがある。
トラブルが起きるのは構わない。
トラブルが起きたとしたら、うまく対応しよう。
きっとその先に、想像もしなかった景色が見えるはず。
私には、心から応援してくれる人がいる。
「君ならできる」と、全力で応援してくれている人がいる。
今の私なら、、、、できるかもしれない。
いや、できるに決まっている。
今までいろんなことがあったけれど、全て乗り越えてきた。
だからこそ、私は今ここにいる。
人生は一度きり。
だから、思い切ってやってみよう。
きっとできるはず。
いかがでしょうか?
これが勇気を持った状態ですよね。
専門用語でいうと、ゴールに向けたエフィカシーが高まっている状態です。
人は勇気を持っていると、誰に何を言われたとしても軽々と困難を乗り越えて行動するものです。
この状態を引き出すのが、コーチの役割です。
つまり、コーチはあなたの「エフィカシーを上げる」存在なのです。
そしてもう一度お伝えしますね。
このルー・タイスのコーチング理論を全く知らずにコーチとして活動している方もおられます。
そして、知ってはいるけれど、都合が悪いから言わずにいる人もいます。
筆者の所感でいうと、90%以上は、本来のコーチング理論を知らない状態です。
残りの方は、こんなイメージでしょうか?
知っているけれど、所属している協会が違うし、認定資格も無いから触れないでおこう。
そんな印象を感じています。
これは良い悪いではなく、コーチングが世の中に広まっている証拠です。
一方で、本来のコーチングが伝わっていないことの裏返しでもあります。
だからこそ、本来のコーチングかどうかを見極めることが大切です。
こちらに参考記事を載せておきましたので、ぜひご覧ください。
最後に

いかがでしたでしょうか?
コーチングを生み出したルー・タイスの歴史についてお分かりいただけましたか?
なお、とよブログを監修している苫米地式コーチング認定コーチに聞きたいことはありますか?
もし1つでも気になることがあれば、こちらのとよブログ問い合わせ窓口から、問い合わせてみてください。
【有料級】世界一わかりやすいコーチング理論解説
念のため、今回の記事のおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
あなたとお会いできる日を、心から楽しみにしています。