コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル

コーチングについて

  • 「コーチングと研修の違いがよくわからないから、判断がしづらくて困る・・・」
  • 「興味はあるけれどコーチングの研修が役に立つかどうかわからないから、詳しい人に教えてほしい」
  • 「コーチング研修という提案を受けたけれど、正直なところどれぐらい効果があるのかわからないから不安になっている・・・」
  • 「いろいろな研修があるけれど、コーチングはどういうものなのかを教えてほしい・・・」
  • 「コーチングの研修をすることで、実際にうまくいった事例があるのかどうか知りたい・・・」

コーチングの研修について調べ始めたけれど、納得できるほどの情報がなくて困っているあなたへ。こちらでは、コーチングと研修がまったくの別物であることを詳しく解説いたします。そのため、自分がコーチングを受けるべきか、それとも他の研修を取り入れるべきかを判断できるようにお手伝いをいたします。

なお、この記事を最後まで読んで頂くことで手に入れられる情報は以下のとおりです。

  • コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル
  • コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある
  • コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある
  • プロのコーチは、コーチング研修という言葉をできる限り使わない

せっかくのご縁でこの記事にたどり着かれているので、ぜひ最後まで目を通されてください。それで行きます。

コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル

モノクロで撮影したセントレジス本町のエントランス

コーチングは研修にはなりえない理由は、先ほどお伝えしたとおり「あなたのためにやるか、会社のためにやるか」という違いがあるからです。

コーチングは、他の誰でもなくあなたのために行うものです。あなたが心の底から望んでいるゴールを設定し、その達成をお手伝いするのがコーチングです。一言で言い換えると「クライアントのエフィカシーを上げること」です。

一方で研修は、会社や組織のために実施するという役割があります。大げさな表現をすると、もしあなたが在籍していなくても、研修は成り立つと言えるでしょう。決して良いとか悪いではありません、役割が違うのです。

コーチングについて、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にされてください。

参照記事:これだけ!苫米地式コーチングで押さえるべきポイント4選

コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある

きれいなジュース

コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割があります。コーチングとは原則として一対一のパーソナルコーチングであり、各個人のゴール設定とエフィカシーを上げるものです。一方で、研修とは基本的に講師が大勢に向けて行い、会社や組織が求める一定のスキルに関する情報を教えるものです。

コーチングは、企業に属するかどうかは問わず、あくまでも個人が「どうしても実現したいゴール」を設定し、それに対するエフィカシーを高めることです。バランスホイールの観点から見ると、仕事(職業)以外の分野におけるゴール設定をするほうが多いといえます。

例えば、趣味や家庭、人間関係や生涯学習、地域貢献など、職業とはまったく関係がないように見える分野についてもゴールを設定します。ルータイスや苫米地博士のコーチング理論の観点から見ると、最低でも20から30のゴールを設定することになります。職業に限らず、クライアントの人生全体が望む方向に進むようにお手伝いすることと言い換えられます。

一方で、研修とは企業や組織が企画し、開催するものです。つまり、組織に属している個人の人生というよりも、一定の職務や業務を実行する上での必要な知識や技術を伝えるものです。言い換えると、会社の業績を上げるなど、組織の目標のために存在するのが研修といえます。

シビアな表現になるかもしれませんが、あなたのために行うものではなく、会社や組織のために存在するのが研修です。

良いとか悪いというものではなく、コーチングと研修は役割が別物なのです。

コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある

これから登る階段を眺めている後ろ姿

コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要があります。なぜならば、提案をしている本人や会社が、コーチングと研修の違いを理解していない可能性があるからです。

残念なことに、「コーチング」というフレーズを使うことで、新しくて価値があるという演出を狙っている可能性がゼロではありません。前述の通り個人のためのコーチングと、会社のための研修は役割が別物ですので、両立することは考えづらいです。

ただし、成立する可能性はゼロではありません。あり得るとしたら以下のケースだといえるでしょう。

  • あなたが経営者や株主である場合のコーポレートコーチング
  • コーチングの技術や理論を学ぶことで、日常の業務やプロジェクトに役立てる場合
  • 便宜的に「コーチング研修」という表現を使っていると講師が認識している場合

すべての提案が必ず正しいとか間違っているということはありません。また、提案をしている当事者の方にまったく悪気がないこともありえます。

せっかくこの記事を読んでいただいているので、提案をしてこられた方へぜひ質問されることを強くおすすめいたします。

ちなみに、コーチングを受ける予定で、情報収集をしながら準備をしたいときには、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

参照記事:徹底解説!コーチングを受ける前にチェックすべきポイント5選

プロのコーチは、コーチング研修という言葉を使わない

BeauHnammのウクレレの写真

プロのコーチはコーチング研修という言葉を使いません。できる限り避けるはずです。その理由は、コーチングと研修は役割が別物であると知っているからです。

本来、コーチングとはクライアント個人が現状の外側にゴールを設定し、エフィカシーを上げ続け、ゴール実現に向けて進むお手伝いをすることです。ひょっとするとクライアントは今の会社の仕事とは別に、職業のゴールがある可能性があります。

コーチングを受けることで、自分がどうしてもやりたい職業が別にあることに気づき、ゴールを設定し、最終的に転職したり独立するケースが少なくありません。

我々コーチは、こういった可能性があることをよく知っています。「会社のために実施する研修」と「クライアント本人のためにおこなうコーチング」は全くの別物であることを理解しています。だから、私たちはコーチング研修という言葉をできるかぎり使わないようにしているのです。

最後に

提灯と道路の夜景

いかがでしたでしょうか。コーチングと研修はまったくの別物であるからこそ、提案を受けたら注意をする必要があるとお分かりいただけたと思います。

もちろん、すべての提案が正しかったり間違っているということはありません。また、提案しておられる方に悪気がなかったり、便宜上の理由でコーチング研修というフレーズを使っている可能性もあります。

ですので、提案しておられる方へ直接確認されることを強くおすすめいたします。

念のためおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。

  • コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル
  • コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある
  • コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある
  • プロのコーチは、コーチング研修という言葉をできる限り使わない

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。ぜひあなたのこれからの未来に向けて、コーチングや研修というツールを使いこなし、活躍されることを心から祈っております。

お会いできる日を楽しみにしております。