コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル
コーチングについて ニセモノの見分け方 体験談 本来のコーチング
- 「コーチングと研修の違いがよくわからないから、判断がしづらくて困る・・・」
- 「興味はあるけれどコーチングの研修が役に立つかどうかわからないから、詳しい人に教えてほしい」
- 「コーチング研修という提案を受けたけれど、正直なところどれぐらい効果があるのかわからないから不安になっている・・・」
- 「いろいろな研修があるけれど、コーチングはどういうものなのかを教えてほしい・・・」
- 「コーチングの研修をすることで、実際にうまくいった事例があるのかどうか知りたい・・・」
コーチングの研修について調べ始めたけれど、納得できるほどの情報がなくて困っているあなたへ。こちらでは、コーチングと研修がまったくの別物であることを詳しく解説いたします。そのため、自分がコーチングを受けるべきか、それとも他の研修を取り入れるべきかを判断できるようにお手伝いをいたします。
なお、この記事を最後まで読んで頂くことで手に入れられる情報は以下のとおりです。
- コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル
- コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある
- コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある
- プロのコーチは、コーチング研修という言葉をできる限り使わない
- 最後に
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それでは進めます。
コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル

コーチングは研修になるはずがありません。
その理由はシンプルです。
「あなたのためにやるか、会社のためにやるか」という違いがあるからです。
コーチングは、他の誰でもなくあなたのために行うものです。
プロのコーチが、あなたが心の底から望んでいるゴールを設定します。
そして、その達成をお手伝いするのがコーチングです。
一言で言い換えると「クライアントのエフィカシーを上げること」です。
一方で研修は、会社や組織のために実施するという役割があります。
大げさな表現をすると、もしあなたが在籍していなくても、研修は成り立ちます。
決して良いとか悪いではありません、役割が違うのです。
コーチングについて、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にされてください。
コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある

コーチングと研修は全くの別ものです。
それはそうです。
コーチングと研修には、それぞれの役割があるからです。
コーチングの原則
コーチングとは原則として一対一のパーソナルコーチングです。
各個人のゴール設定とエフィカシーを上げるものです。
研修の原則
一方で、研修とは基本的に講師が大勢に向けておこないます。
会社や組織が求める一定のスキルに関する情報を教えるものです。
コーチングは、あなたが会社員であるかどうかに関係なく行います。
つまり、個人として「どうしても実現したいゴール」を設定します。
そして、それに対するエフィカシーを高めます。
バランスホイールについて考えると、仕事(職業)以外の分野におけるゴール設定をするほうが多いといえます。
詳しく説明します。
たとえば、本来のコーチングでは様々なことについてゴールを設定します。
趣味や家庭、人間関係や生涯学習、地域貢献など。
職業とはまったく関係がないように見える分野についてもゴールを設定します。
ルータイスや苫米地博士のコーチング理論では、いくつのゴールを設定するのでしょうか。
最低でも20から30のゴールを設定することになります。
なお、このゴール設定は職業にかぎりません。
クライアントの人生全体が望む方向に進むようにお手伝いするものなのです。
一方で、研修とは企業や組織が企画し、開催するものです。
つまり、組織に属している個人の人生にはあまりフォーカスしません。
一定の職務や業務を実行する上での必要な知識や技術を伝えるものです。
いいかえると、会社の業績を上げるなど、組織の目標のために存在するのが研修といえます。
シビアな表現でお伝えします。
研修とはあなたのために行うものではありません。
会社や組織のために存在するのが研修です。
良いとか悪いというものではなく、コーチングと研修は役割が別物なのです。
コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある

コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要があります。
それはそうです。
なぜならば、提案をしている本人や会社が、コーチングと研修の違いを理解していない可能性があるからです。
残念なことに、「コーチング」というフレーズを使っているだけの研修が数多くあるようです。
新しくて価値があるという演出を狙っている可能性がゼロではありません。
前述の通り個人のためのコーチングと、会社のための研修は役割が別物です。
だから、両立することは考えづらいです。
もちろん、成立する可能性はゼロではありません。
あり得るとしたら以下のケースだといえるでしょう。
- あなたが経営者や株主である場合のコーポレートコーチング
- コーチングの技術や理論を学ぶことで、日常の業務やプロジェクトに役立てる場合
- 便宜的に「コーチング研修」という表現を使っていると講師が認識している場合
すべての提案が必ず正しいとか間違っているということはありません。
また、提案をしている人も悪気がないと思います。
この記事を読んでいただいているあなた。
せっかくですので、提案をしてこられた方へぜひ質問されることを強くおすすめいたします。
ちなみに、コーチングを受ける予定のあなた。
情報収集をしながら準備をしたいときには、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
プロのコーチは、コーチング研修という言葉を使わない

プロのコーチはコーチング研修という言葉を使いません。
できる限り避けるはずです。
その理由はシンプルです。
コーチングと研修は役割が別物であると知っているからです。
本来、コーチングとはクライアント個人が現状の外側にゴールを設定するものです。
エフィカシーを上げ続け、ゴール実現に向けて進むお手伝いをすることです。
ひょっとするとクライアントは今の会社の仕事とは別に、職業のゴールがある可能性があります。
コーチングを受けることで、自分がどうしてもやりたい職業が別にあることに気づくことがあります。
その場合は、別のゴールを設定し、最終的に転職したり独立するケースが少なくありません。
この場合、短期的な目線で見ると会社にとってダメージになる可能性があるといえます。
「会社のために実施する研修」と「クライアント本人のためにおこなうコーチング」は全くの別物であることを理解しています。
だから、私たちはコーチング研修という言葉をできるかぎり使わないようにしているのです。
最後に

いかがでしたでしょうか。
コーチングと研修はまったくの別物です。
だからこそ、提案を受けたら注意をする必要がある。
おわかりいただけましたでしょうか?
もちろん、すべての提案が正しかったり間違っているということはありません。
また、提案している人も悪気がないと思います。
そしてたまたま「コーチング研修」というフレーズを使っているだけの可能性もあります。
ですので、提案しておられる方へ直接確認されることを強くおすすめいたします。
念のためおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。
- コーチングは研修になるはずがない。その理由はとてもシンプル
- コーチングと研修は全くの別物であり、それぞれに別の役割がある
- コーチング研修という提案を聞いたら、注意をする必要がある
- プロのコーチは、コーチング研修という言葉をできる限り使わない
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ぜひ参考にされてくださいませ。
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最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
あなたとお会いできる日を心より楽しみにお待ち申し上げております。